ニートが気まぐれでポン酢を紹介するブログ

地元で細々とポン酢を紹介するイベント、その名も「ポン酢会」というイベントやっております。そんなポン酢会で紹介してきたポン酢を中心に、日本が世界に誇れる調味料、ポン酢の魅力を知っていただくために始めたブログ。

聖護院かぶらのおろしぽん酢

本日紹介するポン酢はコチラ

大洋産業株式会社さんの「聖護院かぶらのおろしぽん酢」540円(税込)300mlです。

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この商品を製造している大洋産業株式会社さんは京都府宇治市にある会社で、ソースやドレッシング、ケチャップなどの調味料を製造されている会社で創業は昭和24年。

昭和28年にソースの製造を開始し、昭和30年に現在の主力商品である「パパヤソース」ブランドでのソース販売を開始しています。最初は野菜を煮込んで旨味を出していたものを、昭和46年ごろから酵素を使うことで加熱せずに野菜を溶かし込む製法を開発し、野菜の旨味を生かした化学調味料や香料、甘味料、着色料、保存料無添加の商品開発を行っています。

www.papaya-sauce.co.jp

と言うわけで本題のポン酢の説明に入ります。

この商品の特徴は商品名からも分かる通り、聖護院かぶらのおろしを使っていることです。

そもそも聖護院かぶらとは、京野菜の一種で京の伝統野菜、ブランド京野菜に指定されている品種で、成長すると2〜5kgにもなる日本最大級のカブです。

元々は聖護院を中心に栽培されていたのですが、気候が栽培に適していることから、現代では亀岡市篠地区を中心に栽培されています。

主に京漬物千枚漬けの材料などに使われ、すりおろした聖護院かぶらと卵白を合わせて、甘鯛やウナギなどと一緒に蒸したかぶら蒸しなどにも使われます。

実際に味を見てみると、よくある大根を使ったおろしポン酢とは異なり、自然な甘さが感じられるまろやかなポン酢に仕上がっています。さらに一般的なおろしポン酢と同様にとろみがあるため、口の中に広がるカブの甘みと出汁の効いたまろやかな醤油の味を、柚子の酸味で締めてくれるといった感じになります。

酸味はあまり強くないので、大根おろしと一緒に食べるような焼き魚や冷しゃぶなんかによく合うと思います。

ちなみにこちらのポン酢は、楽天などの通販サイトでも取り扱いがありますので、おろしポン酢が好きな方であれば試していただく価値はあると思います。

 

 
聖護院かぶらのおろしぽん酢 300ml【パパヤソース】