昭和村えごまポン酢〜えごポン〜
本日紹介するポン酢はコチラ
福島県昭和村の「昭和村えごまポン酢〜えごポン〜」540円(税込)200mlです。
(画像はAmazonより引用)
この商品は昨年の夏に、北信越のポン酢探しの旅をした際に途中で通りかかった道の駅で購入しました。この商品の製造元についてネットで検索してみたのですが、ヒットしたのがいわき市の酒屋さんだったり、Amazonといった通販サイトしか出てこず、詳細はわかりませんでした。おそらく町おこしも兼ねて、自治体が業者に委託して作った商品なのかもしれません。
そんなわけで今回紹介するえごまポン酢ですが、そもそも「えごま(荏胡麻)」とは何か?というお話から始めたいと思います。
一般的な胡麻はシソ目ゴマ科ゴマ属なのに対して、えごまはシソ目シソ科シソ属なので、なんと紫蘇の仲間ということになります。(wikipediaより)
実際にえごまの葉は韓国料理なんかで頻繁に使われますし、種子を挽いて油を抽出することが可能で、かつてはごま油の代用として使われていたのですが、輸入品の台頭により生産が減少。更にはえごまも明治に入ってから中国や韓国からの輸入が盛んとなり、現在では福島、宮城、岩手、岐阜などで少量が生産されるのみとなっています。ところが近年えごま油にα-リノレン酸という健康にいい物質が含まれていることが指摘され、えごま油が注目集めるようになりました。
そんな近年のえごまブームに乗っかったと言うと聞こえが悪いのですが、私のホームである東北でえごまをフィーチャーした商品を見かけるようになりました。
事実、今回紹介する福島のえごまポン酢以外にも、えごまを使ったポン酢を岩手、秋田、宮城、山形で確認しています。それらのポン酢に関してはまた後日書きたいと思います。
と言うわけで、本題のポン酢の話に入ります。
今回紹介するポン酢を一言で説明すると、「ポン酢というよりゴマドレッシングだな…」が正直な感想です。ただし一般的なゴマドレッシングとは風味が異なります。更にこのポン酢はエゴマのつぶつぶ感がしっかりと感じられます。普通に野菜や蒸し鶏なんかにすごく合うんですが、この商品と一緒に昭和村では「えごまドレッシング」という商品も出しているのですが、その違いは試してないのでわかりません。
まぁ普通に用途も広く、美味しいポン酢なんで試して損はない商品ですね。