牡蠣ぽん酢醤油
世間の流行りにのっかって、元号が令和になって最初に紹介するポン酢はコチラ
玉松味噌醤油さんの「牡蠣ぽん酢醤油」540円(税込)300mlです。
(画像はAmazonより引用)
この商品を製造していた玉松味噌醤油さんの商品は、以前にもうめぽん酢醤油で紹介しているので、そちらを参照していただければ幸いです。
以前の記事でも書いている通り、玉松味噌醤油さんは今年(2019年)の1月に倒産しているため、現在は在庫品しか手に入らない状態になっています。ちなみに玉松味噌醤油さんの創業は1937年(昭和12年)ですので、昭和に創業した醸造元が平成最後の年に廃業し、その商品をあえて令和に紹介するという、中々イタイことをあえてやってみたいと思います。
この商品の特徴は、商品名からも分かる通り牡蠣エキスを使っている点になります。さらに出汁として一般的なカツオ・昆布だけでなくホタテエキスも含まれており、ガッツリとした旨味が楽しめます。実際に口にしてみると強烈な魚介の旨味が口の中に広がります。酸味自体はかなり控えめで、一般的なポン酢というよりはさっぱりめの出汁醤油といった印象。実際このポン酢にはもろみ酢が使用されており、穏やかな酸味が濃厚な出汁の味わいを引き立ててくれています。
個人的には好みの味わいではあるのですが、何より残念なのはこの商品がすでに生産終了になっていることです。せっかく美味しいポン酢ですので、店頭で見かけた際には試していただくことをお勧めします。