ニートが気まぐれでポン酢を紹介するブログ

地元で細々とポン酢を紹介するイベント、その名も「ポン酢会」というイベントやっております。そんなポン酢会で紹介してきたポン酢を中心に、日本が世界に誇れる調味料、ポン酢の魅力を知っていただくために始めたブログ。

とび魚ぽん酢

本日紹介するポン酢はコチラ

株式会社ホクショクさんの「とび魚ポン酢」734円(税込)300mlです。

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このポン酢を製造しているホクショクさんは「キッコーシンしょうゆ」という醤油を製造している会社で、元々は新潟の醤油醸造会社18社が協同で立ち上げた「新潟県醤油協業組合」が、その販売会社として昭和49年に創業した会社になります。

現在はできるだけ原材料にこだわり、不要なものを避け、食材の風味を生かす化学調味料無添加の商品の開発・製造・販売を手がけている会社です。

echigo-ryokan.jp

余談ですが、ホクショクさんでは実際にご自宅で醤油作りを体験できるように「親子でたのしむmyしょうゆ手作りキット」というものの販売もしています。

かく言う私も若干興味があるので、機会があれば購入してみようかなと思っています。

echigo-ryokan.jp

 

と、言うわけでそろそろ本題のポン酢の話に入ります。

今回紹介するポン酢の特徴は、商品名からも分かる通り材料として、とび魚が使用されていることです。とび魚の出汁は一般的に「あご出汁」と呼ばれ、福岡や長崎あたりで雑煮の出汁として使われているというのは聞いたことがあります。近年ではラーメンの魚介系スープとしても用いられることが多いのですが、正直新潟県で使われるということは知りませんでした。調べてみると、新潟県でも佐渡では古くからとび魚の出汁が使われていたらしく、このブログでも以前、別のとび魚ポン酢を紹介しています。

そんなわけで実際に口にしてみると、まず最初にしっかりとした出汁の味わいが主張してきます。原材料にカツオは含まれているのですが、それ以上に馴染みのある煮干しの味とは違った、香ばしい感じの魚介の味。酸味はかなりマイルドで、出汁の味わいを引き立たせてくれるような深みのある酸味。この商品に使用されている醸造酢には、一部玄米黒酢が使用されており、それが黒酢特有のクセを感じさせない範囲で柚子果汁のさわやかさと共に酸味に深みを与えてくれています。

個人的に新潟のポン酢は出汁の味わいを強調したものが多い印象があるのですが、その中でも出汁の旨味をダイレクトに楽しめる個性的なポン酢に仕上がっていると思います。

ちなみにコチラの商品は、私が昨年北信越にボッチでポン酢探しの旅をした際に、新潟市万代島鮮魚センターで購入しました。ポン酢に限らず新潟の魚介も楽しめる施設ですので、観光の際は行ってみることをオススメします。

www.sakana-bandai.com

 通販では一応Amazonでも取り扱いがありますので、一応リンクを貼っておきます。

とび魚ぽん酢 300ml

とび魚ぽん酢 300ml

 

とび魚ぽん酢 300ml | 越後良寛しょうゆ