山椒ぽん酢
本日紹介するポン酢はコチラ
会津高砂屋さんの「山椒ぽん酢」486円(税込)150mlです。
この商品を製造している会津高砂屋さんは創業100年を超える味噌・醤油蔵で、主力商品である「キンタカサゴ醤油」は平成28年に第44回全国醤油品評会において、最高賞の農林水産大臣賞を受賞しているそうです。そういった意味で醤油好きの中では割と有名な会社であることを、今回の記事を書くにあたって初めて知りました。そんな会津高砂屋さんでは主力である味噌・醤油の他にも、ニシンの山椒漬けや生七味、馬刺し用のからし味噌など、ユニークな商品の開発も行っています。
そんな会津高砂屋の山椒ぽん酢の特徴としては、出汁は鰹と昆布、果汁は山口県産の橙(だいだい)、和歌山県産のぶどう山椒を使用している点です。
橙の特徴としては柚子のような強い香りはなく、酸味が強いので、ポン酢に使われる際は他の食材の味を邪魔せず、柑橘類の爽やかな酸味を効かせたい時などに使われるようです。
実際に口にすると、甘さは控えめで醤油と柑橘類の酸味がダイレクトに感じられます。その後口の中に山椒の香りと舌に感じるほのかなピリピリ感が広がり、山椒のピリピリ感が後まで残る感じです。確かに美味しいとは思うんですが、個人的に最近中国山椒の痺れるような辛さにハマっているので、それをイメージするとだいぶしびれ感は抑えめなので、一瞬肩すかしを食らったのが本音。でも、よく考えてみると、そもそも山椒ってこんなだったよなぁ~と思ったり…
というわけで、結構美味しいポン酢だとは思うのですが、ポン酢としての個性が強く、使い所が難しい点。容量が150mlと少なく、コスパがあまりよろしくないことから、普段遣いでバシャバシャ使うのには向かないと思います。どちらかというと「今日はいつもと違ったポン酢を使ってみたい」という用途で冷蔵庫に常備するとか、お土産用であれば使い切りやすいサイズであることからも、結構オススメできるのではないかなと思います。