ニートが気まぐれでポン酢を紹介するブログ

地元で細々とポン酢を紹介するイベント、その名も「ポン酢会」というイベントやっております。そんなポン酢会で紹介してきたポン酢を中心に、日本が世界に誇れる調味料、ポン酢の魅力を知っていただくために始めたブログ。

伊吹いりこのだしポン酢

本日紹介するポン酢はコチラ

三星食品工業さんの「伊吹いりこのだしポン酢」505円(税込)360mlです。

http://saijo-imadoki.heteml.jp/bussan/image/k403irikonodasipon.jpg(画像は西条市観光交流センターのサイトより引用)

この商品を製造している三星食品工業株式会社さんは、愛媛県西条市にある醤油メーカーで創業は昭和34年(1959年)で、現在は醤油および醤油関連の調味料を主に製造しているメーカーになります。

mitubosi7788.com

「美味しいは楽しい」をコンセプトに「季節ごとの食材の旨味を感じられる調味料」という考えのもと、主張しすぎず素材の旨味を引き出し、食事が楽しくなる調味料作りに取り組んでいる会社さんです。

それでは本題のポン酢の説明に入ります。

この商品の特徴は商品名からも分かる通り、出汁の素材としていりこが使われている点にあります。

いりこ」と聞くと、私のような根っからの東北人にとってはあまりなじみのない言葉ですが、早い話が単なる煮干しのことです。ちなみに東日本では「煮干し」、西日本では「いりこ」と呼ぶのが一般的なようですが、西日本では多くがカタクチイワシが使用されることが多いようです。

ポン酢の出汁として使われる素材としては、カツオと昆布が使われることが多いですが、一応この商品にも原材料の欄に鰹節、鯖節、真昆布と記載されていますが、実際に口にしてみると、やはり煮干し出汁の味わいがしっかりと感じられます。

醤油の色も結構薄めのため、おそらく薄口系の醤油が使われているのかと思いますが、薄口醤油に有りがちな尖った塩辛さはなく、しっかりとした出汁の味わいでかなりまろやかに仕上がっています。使われている柑橘類はレモンで、柚子果汁のような香り高い味わいというよりは、コクのある出汁醤油の味をさっぱりとさせてくれるくらいの、どちらかというと控えめな酸味です。

酸っぱいポン酢が好きな方からすると物足りなさを感じるかなぁ…とも思うんですが、煮干し出汁の味が大好きな自分としては、結構好みの味です。

今の時期なら、新玉ねぎのスライスなんかにかけて食べると美味しいんではないでしょうか。

ちなみに三星食品さんのホームページにはブログのリンクもあり、そちらの方でも紹介されていますが、その中でこの商品は通称「レモンポン酢」と呼ばれているようです。

ameblo.jp

と、いうのも三星食品さんのオンラインストアでは現在、柚子ぽん酢、塩ぽん酢、伊吹いりこのだしポン酢(柚子)の3つがラインアップされており、今回の商品はラインアップされていません。「取扱店舗が少なく、HPの商品案内にも載せていませんが…」

との記載があったので、おそらくは数量限定生産なのかもしれません。

ちなみに私はこの商品を大阪のスーパーで発見し、購入しました。

というわけで、なかなか貴重な商品なのかなぁと思っていたら、普通にAmazonで売ってました。笑

https://www.amazon.co.jp/三星食品-伊吹いりこのだしポン酢-360ml/dp/B06Y66LYVJ

 一応、楽天の方にもありましたけど、最小で5本セットと中々ハードルが高い設定になっています。

 
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個人的にはこのポン酢の出汁の味わいが気に入ったので、次回は是非塩ポン酢を試してみたいです。