ニートが気まぐれでポン酢を紹介するブログ

地元で細々とポン酢を紹介するイベント、その名も「ポン酢会」というイベントやっております。そんなポン酢会で紹介してきたポン酢を中心に、日本が世界に誇れる調味料、ポン酢の魅力を知っていただくために始めたブログ。

しょっつるポン酢

本日紹介するポン酢はこちら

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マルイチしょうゆみそ醸造元さんの「しょっつるポン酢」515円(税込)200mlです。

こちらの商品を製造しているマルイチしょうゆみそ醸造元さんあh、秋田県由利本荘市にある醸造元さんで、社名から見ての通り醤油・味噌の製造をされている会社です。ちなみに創業は明治三年(1870年)。創業当時は味噌・醤油のみを製造していたとのことですが、現在は他の醸造元と同じくつゆ・たれ・ドレッシングなどの製造も手掛けていらっしゃいます。

hakko.akita-kenmin.jp

そんなマルイチしょうゆみそ醸造元さんの製造しているこの商品の特徴は、まぁお察しの通りしょっつるを使用している点です。

しょっつる(塩魚汁)と言えば、ご存知の方も多いとは思うのですが、秋田で生産されている魚醤のことで、元々は原料としてハタハタが用いられていたのですが、乱獲による漁獲量の減少と資源保護のために禁漁期間があったこともあり、アジやイワシ、サバやコウナゴなども用いられるようになり、現在はハタハタの漁獲量が復活してきたこともあり、ハタハタが原料のしょっつるも復活してきています。

余談ですが、しょっつる以外にも各地に魚醤は存在し、能登ではイカイワシを使ったいしる、香川にはいかなご醤油などがあります。さらには日本以外にもタイのナンプラーベトナムニョクマムなんかも魚醤の一種です。

この魚醤は独特の旨味がある反面、癖が強く、そのまま使うと苦手な方も多いです。そんなしょっつるの旨味を生かしながらも、カボスやゆずの香りで魚の癖をしっかりとカバーされており、バランスが秀逸。とにかくポン酢としての完成度が高いんです。実際ににこの商品は、私がやっている「ポン酢会」でも、第6回でダントツで一位を獲得した商品です。このポン酢は色々と使えるとは思うんですが、個人的にはシンプルに卵かけご飯で試していただきたい。

ちなみにこの商品は、お土産屋さんなどで扱っている100ml・200mlと、地元スーパーで扱っているプラスチック容器の200ml、業務用の1Lの4つのサイズ展開があります。しかしながら通販では若干割高なお土産向きの商品しか取り扱いがありません。確かにお土産用のパッケージはおしゃれでいいのですが、ポン酢マニアとして個人的にはコスパの点からプラ容器の200mlをお勧めします。

正直私もいろいろなポン酢を試してきたのですが、この商品は自信を持ってお勧めできる商品です。

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マルイチ しょっつるポン酢 100ml
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