シバポン
本日紹介するポン酢はコチラ
シバタ食品加工さんの「柿酢入り シバポン」244円(税込)180mlです。
この商品を製造しているシバタ食品加工さんは秋田県横手市十文字町にある会社で、「シバタ焼肉のたれ」という焼肉のたれを製造している会社になります。全てを手作りで作っているため、雑菌が繁殖しにくい冬期間に仕込みを全て終わらせて、長期熟成をかけてから出荷するというこだわりのタレを作っています。ちなみにホームページの情報によると、社員数はまさかの2名!(仕込み時期の冬は5名になるそうです)ただしこのホームページの作りが明らかに古かったので、いつ作ったホームページだろうと確認したら、なんと2004年でした(笑)そのため、現在も2人で営業しているのかどうかはわかりません。
それでは、本題のポン酢の話に入ります。
ポン酢の特徴としては、まずゆず家、すだちといった柑橘類の果汁が含まれていない点です。原材料を確認してみても醤油、柿酢、昆布、しいたけ、煮干、本カツオ、砂糖、野菜エキスと記載されおり、柿酢のみで酸味を出しているということがわかります。そもそも柑橘果汁が含まれていないものをポン酢として分類していいのか?といった議論もポン酢マニアの中ではあったりはするのですが、今回はこの商品をポン酢として扱うことにします。
実際に味を見てみると甘めの醤油の味を感じた後に、カツオやシイタケなどの複雑な出汁の味わい口の中に広がります。その後まろやかな酸味で締めるのですが、アフターでも口の中にしっかりっとした出汁の味わいと甘めの醤油の味が残ります。正直言うとポン酢というよりは、角がなく、まろやかな出汁醤油としての味わいの方が強く、個人的には納豆のタレのような味わいで、守備範囲が広く、酸味の苦手な方にもオススメできる商品だと思います。
一応コチラの商品は会社の通販でも取り寄せる事は可能ですし、楽天などでも取り扱いがあります。しかしながら個人的には、値段も含め普段使いの出汁醤油という扱いがベストかなぁといった印象です。ただしこの味わいは他では試せないので、気に入ればレギュラー商品として使っていただける価格帯の商品だと思います。
ちなみに私の自宅は、横手市から1時間かからない場所にあるので、おそらくリピートすると思います。