鮭ぽん酢
本日紹介するポン酢はコチラ
小林醤油店さんの「鮭ぽん酢」540円(税込)360mlです。
この商品を製造している小林醤油店さんは昭和10年創業の醸造会社で、手作り少量生産で品質にこだわった商品を生産している会社です。
そんな小林醤油店さんは、メインである醤油味噌だけでなく、塩麹や甘酒、家庭での味噌仕込みのための米糀の販売も行っています。
さらに10年熟成の味噌とハバネロ、一年熟成醤油とゆずとハバネロをそれぞれ合わせた「醸すこ(カモスコ)」というオリジナル商品の開発も行っています。
と言う訳で、本題のポン酢の紹介に入ります。
本日紹介する「鮭ぽん酢」の特徴といえば、商品名からも分かる通り、サケ節から取った出汁が使われている点です。サケ節というと、一般的なカツオ節やサバ節などと比べなじみが薄いですが、今回紹介する新潟県村上市や、北海道の標津町など生産されているようです。
では、サケ節の特徴は何かというと、カツオ節の主な旨味成分はイノシン酸であるのに対し、サケ節の主な旨味成分はグルタミン酸。これは昆布の旨味成分と同じで、カツオ節に比べてスッキリして甘みのある出汁が取れるとのことです。
そんなサケ節から取った出汁が使われている「鮭ぽん酢」を実食してみると、まず初めに鮭とばっぽい香りが感じられ、口に含むと出汁の旨味が全体に広がります。柑橘類は柚子が使われているのですが、酸味はマイルド。甘口の醤油の味と濃厚な出汁の味を、柚子の香りと酸味が引き締めてくれるような感じ。
酸っぱいポン酢が好きな方からすると物足りなく感じそうですが、どちらかというと出汁醤油的な使い方が向くのではないでしょうか。
個人的には出汁の味が好みだったので、湯豆腐やたら鍋などの淡白な味の鍋なんかに使いたいですね。
ちなみにこちらの商品は200ml(480円)、360ml(540円)、1L(900円)の3サイズで販売されていますが、Amazonや楽天では,
割高な200mlサイズの販売しかなく、価格も割高なため、お取り寄せをする際には公式サイトで購入するのがよろしいかと思います。